内省の一葉をITのCanvasに貼る

はてなブログがブログとツイッターのミッシングリンクに面白い橋をかける気がしてそれを見届けたい仙台の石井です。

概念の分解能

人間は、未知の領域や情報を少ししか持ち合わせていない領域に対して「概念の分解能」が極端に低くなる。

 

良く分からないことは、やり方が分からない。だから不安。だからやらない。人間、そう感じるのは自然なものだと思います。

”「やってみない事には、戦略もマイルストーンもたたないよー、だからまずはやってみる」というのは無計画さである”と、非難するのは、ちょっと一旦待ってみるべきだ、と時々思います。”やってみなけりゃわからない、じゃ、だめなんだ”、というのは、あまりに荒っぽい剣。未踏を目指すチャレンジャーを突き刺す行為。

もちろん、本来ならば、調べてリスクを減らせたのにそれを怠惰に怠って同じところで転び続ける人には必要なことば、でもありますが。

人間、未知の所では、概念の分解能が極端に低くなって、あまり適切に考えられない。時には行ってから考える。打ってから狙う。という行為が最も正しい場合がある。それを時々思い出したい。

好きと得意の前の修行

人は好きな仕事をするべき、と同時に、得意な仕事をするべき。早くやれたら時間が空けられ、空いた余裕で他人に優しくできる幅が増すから。ただ、若いうちは得意な仕事が少ないので、苦手でも飛び込んで得意な仕事を増やすべき修行期間でもある。ーー石井私見です。

700,000時間ぐらい

アップルの創業者みたいな、すごい人でも、いずれ死ぬ。

人は、700,000時間ぐらいで、だいたい稼働時間をおえる。二三割のプラマイはある。

38歳の今、33万時間の稼働時間を経ている。

これだけ楽しんでも、まだ半分。これしか仕事をしてないのに、もう半分。

ふむー。小事にこだわる時間は無し。

 

ただ、最近思うのが、使命と決めた道をまい進するなかで、切り捨ててしまう別の気持ち、別の魅力的な時間があることもあって、全部を取り入れて5人分ぐらいの人生をいっぺんに生きたいと思っていたりするのに気づく。やりたいこと、もっともっとあって、時間が圧倒的に足りない。仕事以外の自分というのも、もちろんあって人生の輝きというのは一本道ではなくて、分岐点の両方の先に輝きなんかも見えたりもする。

昔もっと、駆け出しだったころに、女手一つでビルオーナーにまでなった起業家の方が当時は当時で小さいことに迷っていた私に言った言葉。「迷うな、進め」。それが何であれ、迷いのない人は強い。道を切り拓く人には、強さが要る。

とはいえ、迷うのも人間らしくて、そういう自分があるところも受け入れていたいと思う。ロボットみたいに、突進するだけの人って、自分がついていく立場だったらちょっと怖い。機に応じて選択に迷ったり、熟慮したりしながら、ちゃんと選んで道をゆきたい。迷いながらも強く。熟慮しつつも時機が充ちれば断行する。

本当に700,000時間もあるのか。平均寿命はそうだとして、わが家系は代々短寿命。本当にもっている時間は意外と少ない。ある日そういうことになるのかもしれない。ファンタジーな問いだけれど、そういう時に神様が出てきて「好きなタイミングから人生をやり直せるが、どこがいい?」という問いをもらった時に、こう答えられる生き方をしたい。「今が一番ベストの人生ですよ。どこをやり直しても、今以上に幸せでやりきった人生はえられない。だから、この人生をこのまま、行きます」と。

そう、言えるような日々を、毎日、ゆきたい。

どうやったらもっと自分に自信もてるか?

「どうやったらもっと自分に自信もてるか?」

良い仕事をする友人が発した問い。
彼ほどの人でも、そう悩む。

「自分自身に自信が持てないタイプの人は、自信を持って人に説明できる作品を創るしかない、と思っています。創造性の高い人の中には、自己効用感が低くしか感じられない人がいます。自信は得られないんだと受け入れました」 

私見。

人は乗り越えようとして、成功を得るか哲学を得るかをする。

良く知らない状態は、1つの資産

学び始めの違和感のある時期にしか生み出せない道具がある。

熟達すると見えてこなくなることがある。

学び始め、というのは、感度がFineなセンサーだ。
「知らない、という状態」も一つの資産とみて、
学び始め期に生まれる「疑問」「着眼点」を
もっと、書き留めよ。みすみす、逃すなかれ。

制限をかけたくない、という、セリフは、よく注意して

社長「みんなアイデア頼む」

社員「そんなこと言われても、どの程度の物を?」

長「なんでもOK。出してみて」

員「じゃあ、こういうのはどうでしょう」

長「やー、そういうんじゃなくってさ。なんていうの、こう、パチッとしたの。」

員(まず、どんなテイストか、アイデアをお前が出せよ)、多発

 

想像に制限をかけたくないから、自由にという。
でも、それをうけて出したアイデアを許容したり否定したりすることで方向付けをしようとするのは、とても、相手の想像性を阻害する方法。

NGゾーンがあるならばそれを示すか、どの方向性のアイデアか、どれぐらいの粒度のアイデアか、 を初めに示す必要がある。過去に取り組んだこと・思い付いていたこと(失敗したことでも未着手なことでも)をきちんとしゃべることで、イマジネーション・ターゲットは明確になり、皆が的に向かって投げやすく(想像性をふりだしやすく)なる。

そのうえで、ブレストの過程では、一度それに外れたものを出してもいいとして、範囲の外にある踏み台を使って高い所へ戻ってくる。そういうやり方をすると、効率的である。

 

※ただし、である。

制限をかけたくないから当初は、ブレストのテーマを伏せて高次概念化して提示する手法もある。ゴードン。その場合は、進行すると次々、テーマの具体部分が明らかになる。これは創造的に絞り込むプロセスを伴っている。決して、冒頭のように、自由でいいよと打たせてそれじゃだめだと否定する、やり方とは、創造の特性上、本質が、違う。

朝の場で使う程、効力が大きい

今年一年で使えるカードは、24×365枚、くばられる。何もしなくても、一枚ずつ場に流れる。寝ていても。このカードは、他の条件で、効力が大きかったり、ほとんどなかったりする。残力がない時にはきっても、ほぼゼロなり。睡眠に六枚突っ込んで、朝の場で使う程、効力が大きい。特に朝飯前は大。