内省の一葉をITのCanvasに貼る

はてなブログがブログとツイッターのミッシングリンクに面白い橋をかける気がしてそれを見届けたい仙台の石井です。

700,000時間ぐらい

アップルの創業者みたいな、すごい人でも、いずれ死ぬ。

人は、700,000時間ぐらいで、だいたい稼働時間をおえる。二三割のプラマイはある。

38歳の今、33万時間の稼働時間を経ている。

これだけ楽しんでも、まだ半分。これしか仕事をしてないのに、もう半分。

ふむー。小事にこだわる時間は無し。

 

ただ、最近思うのが、使命と決めた道をまい進するなかで、切り捨ててしまう別の気持ち、別の魅力的な時間があることもあって、全部を取り入れて5人分ぐらいの人生をいっぺんに生きたいと思っていたりするのに気づく。やりたいこと、もっともっとあって、時間が圧倒的に足りない。仕事以外の自分というのも、もちろんあって人生の輝きというのは一本道ではなくて、分岐点の両方の先に輝きなんかも見えたりもする。

昔もっと、駆け出しだったころに、女手一つでビルオーナーにまでなった起業家の方が当時は当時で小さいことに迷っていた私に言った言葉。「迷うな、進め」。それが何であれ、迷いのない人は強い。道を切り拓く人には、強さが要る。

とはいえ、迷うのも人間らしくて、そういう自分があるところも受け入れていたいと思う。ロボットみたいに、突進するだけの人って、自分がついていく立場だったらちょっと怖い。機に応じて選択に迷ったり、熟慮したりしながら、ちゃんと選んで道をゆきたい。迷いながらも強く。熟慮しつつも時機が充ちれば断行する。

本当に700,000時間もあるのか。平均寿命はそうだとして、わが家系は代々短寿命。本当にもっている時間は意外と少ない。ある日そういうことになるのかもしれない。ファンタジーな問いだけれど、そういう時に神様が出てきて「好きなタイミングから人生をやり直せるが、どこがいい?」という問いをもらった時に、こう答えられる生き方をしたい。「今が一番ベストの人生ですよ。どこをやり直しても、今以上に幸せでやりきった人生はえられない。だから、この人生をこのまま、行きます」と。

そう、言えるような日々を、毎日、ゆきたい。