もてなしとはなんだろう
遠方からの来客にもてなしをもって対応する土地でありたい。
中途半端は良くない。
歓迎できるならばするし、半端にするぐらいならば、手を上げずに、別の受け手を探すべきなのだ。
半端な対応をして途中でなげだすならば、相手も困るだろう。
もてなし、というのは、”気が変わったら途中でやめる・やってやあげる感でカタテマでやる”、ということとは、およそほど遠いことだ。
途中で、出来なくなるぐらいなら、初めから、受け口にならない。それは冷たいようであるが、もてなされる側にとっても、実は、良いではある。
40になり、沢山のものが流入してくる。時間が非常にない。
そういう中で、善意をもってできることの外にこぼれて落ちてしまうものが出てくる。それは、半端な仕事になる。仕事と違って、成果を確約するものじゃないから、それですまされてしまうが、そういう半端をすることは、いけない。
限られた時間の中で、最大限の効果への工夫をする。
それでも間に合わない量にいたっては、お断りをする。
それが、取りこぼさない誠意である。
よいもてなし、とは、もてなさないと、決めることと、密接に関係する。
そんなことを、40の入口で感じる。
冷たい事と、しないことを決めることは、違う。
ある種の視点からは同じに見えるとしても、そう評されたとしても、
それを甘んじて受け入れて、その先へ、行くべきだろう。